白川郷 田島家養蚕展示館  2015年7月14日  白川郷の養蚕、後世に 岐阜・白川村、合掌家屋活用した展示館が開館(岐阜新聞Webより)

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白川郷 田島家養蚕展示館  2015年7月14日 (岐阜新聞Webより)掲載されました。

白川郷の養蚕、後世に 岐阜・白川村、合掌家屋活用した展示館が開館

岐阜県大野郡白川村荻町の世界遺産・白川郷合掌造り集落に今月、村でかつて盛んだった養蚕を紹介する展示館が開館した。合掌家屋で蚕を育てており、餌やり体験などを通して昔の生活に触れることができる。
運営する白川郷養蚕研究所の三島敏樹代表(55)=同町=は「養蚕を知ることが村の歴史を理解することにつながる。文化を伝承したい」と話している。
合掌家屋の2階。プチプチと蚕が桑の葉をはむ音が聞こえる。「田島家養蚕展示館」。
村の所有で空き家になっていた合掌家屋「旧田島家」の管理委託を受け、14日に開設した。
本業で建具店を営む三島さんが内装を整え、現在は蚕約2000匹を飼育する。餌をやったり、他地域の養蚕の様子を記録した映像を観賞したりできる。
三島さんは「養蚕は昔の村の生活を知る上で大切な文化だが、記憶を持つ人は減っている」と危機感を抱き、4月に同研究所を設立。住民や他県の農家に養蚕を手掛けていたころの様子や飼育方法を聞いて歩いた。
村史によると、村は明治初期から昭和初期にかけて養蚕で栄えた。
産出した生糸は「島田糸」と呼ばれ、最高級品として京都の西陣織にも使われた。
三島さんは「合掌造り家屋の構造が養蚕に適していたのでは」と推測する。
福井市の養蚕農家では糸の質を高めるために石灰をまくが、合掌家屋ではいろりから上る灰が自然と作用していたという。
将来的には1万匹に規模を拡大、繭を石川県白山市の伝統織物・牛首紬(つむぎ)の材料として提供、製品化する計画。
「他の養蚕地域と交流を図りたい」と意気込む。
入館料200円(小学生以下無料)。開館時間は午前9時から午後5時。不定休。携帯電話080(8998)2700。
世界遺産白川郷 田島家養蚕展示館 shirakawago-tajima-house-museum-of-silk-culture

白川村ではかつてほとんどの合掌造りで養蚕が行われていました。
世界遺産白川郷 旧田島家合掌造り民家にて、白川村内では行われなくなった養蚕の再興を試みています。
村内唯一の養蚕をテーマとした展示館です。

養蚕の他、白川村の養蚕の歴史や史料の展示、旧田島家移築を記録した貴重な民俗映像の放映等を行っています。
学校教育、研修の場としても安心してご利用いただけます。
休憩スペースも整えておりますので、養蚕が盛んだった日々と今なお変わらない田園風景の中で、過去の秘境白川郷へ、思いを馳せていただければと存じます。
英語、北京語簡体字・繁体字のご説明文書を用意しています。
English translated materials are available.
馆内有中文解释。
舘内有國語解釋。

エリア

白川村荻町(かん町地区)

 

アクセス

【最寄バス停 白川郷バスターミナルからの距離】白川郷バスターミナルより徒歩約17分
【お車での交通手段】東海北陸自動車道 白川郷インターチェンジ出口より南へお車で約10分「せせらぎ公園駐車場」に到着、そこから徒歩で約10分
【お車での交通手段】東海北陸自動車道 荘川インターチェンジ出口より北へお車で約70分「せせらぎ公園駐車場」に到着、そこから徒歩で約10分

 

住所

〒501-5627 岐阜県大野郡白川村荻町字中屋2643番地の2 旧田島家

 

TEL

TEL:090-2682-5281

FAX:05769-6-1902

 

URL

http://tajimakekaiko.shirakawago.gifu.jp/

 

営業日 / 時間

9時00分~16時30分

 

定休日

不定休、※蚕がいなくなり次第、長期休館となります。営業日のご確認は田島家養蚕展示館の電話番号におたずね下さい。

 

座席数

25席(座敷を含む)
(※コロナ感染対策の為、座席の間隔を空けて予防対策を行っております)

 

決済方法

現金

 

駐車場

あり無料 普通車(計3台)

 

入館料(個人)

大人・10歳以上400円、9歳以下は200円

 

その他

・英語、中国語(簡体字、繁体字)の展示説明文を備えています 。
・ゆっくりくつろいでいただける休憩スペースを整えています。

 

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